このブログ、いわゆる「片麻痺の方のための知恵・アイデアまとめサイト」のような感じで進めていきたいのですが、わたくし まなぴよ子 のここに至るまでの経緯をさっとご紹介させていただきます。
母親ががんの手術→術後すぐに脳梗塞に
母親がまだ52歳くらいの頃肺がんになりまして、無事手術は成功したものの、汚血が血管をめぐり脳に詰まるというハプニング。気が付くと左半身が動かないという事態に。
その頃まなぴよ子はカナダにて気楽なワーホリ生活を送っていたのですが一転して日本に帰国!いつもは一時帰国保険なんて入らないぴよ子がその時はよからぬ未来を察知していたため保険金で帰国代が無料に!保険!大事!
帰国後病院に駆けつけると、がんよりも脳梗塞のための手当に必死の状態。
翌日から速攻理学療法士さんによるリハビリがスタートです。
とにかくがんやら脳梗塞やらで「せわしない」という日々。
とりあえず私はニートでよかった!
半身麻痺の患者の生活の用意、でも情報集めに手間取る!
「現在の病院→隣にあるリハビリ病院へ入院」が決定。
入院中に退院後の生活について考え始めます。
父親はお仕事現役、妹は高校卒業したばかり、私は22歳の海外放浪者。
それに母親はまだ52歳で若い。
「”介護”でなく、いかに母親自身が今まで通りなるべく生活できるようになるかが課題だな・・・」と考え情報収集を始めました。
ところが・・・
情報は他人様(脳梗塞ブログや半身麻痺になりましたブログなど)のブログがほとんどで全然まとまっていない!!
思いつく不便であろうことを一つ一つ考え色々調べるけど時間がかかる一方でした。
半身麻痺になってしまった方だけでなく、周りの人々もこの先が不安に・・・
いや、当たり前だよって思うかもですけどね。
こっちとしてはどこまで麻痺が引くかもわからないし、場合によっては自宅介護にとまで考えるわけですよ。とにかく突然のことで知識がないので!ここ重要です!だから不安しかないんです!
お風呂は一人で入れる?髪乾かしたりは?化粧水つけたりしなきゃだし・・・キャップ一人で開けれるのか?これら一つ一つをネットで調べて実体験談を集める日々でした。
そして10年経ち・・・大変そうではあるけど母親は一人でお風呂も入れてるし仕事までしちゃってます。左手は動かないまま、左足は突っ張っているけど歩けなくはないまで回復。
この10年間、色々なアイデアや道具で麻痺手を補ってます。
「半身麻痺になったらまずはこのブログへ」
自身の経験を踏まえ、「半身麻痺まとめサイト」を作りたいなと思いました。
色々な原因がありますが脳梗塞による半身麻痺が長寿大国の日本では増えてます。脳梗塞は大抵突然で、生活が一変してしまう場合がるのです。
ブログでは「片手での料理」や「ドライヤーの使い方」。「片手の場合はこんなバッグが便利」や「おすすめの靴」など色々紹介していけたらと思ってます。
このブログを見て少しでも皆さんの「不安」が取り除け安心して”これから”の生活を送ってほしいと思います。
まなぴよ子